2015年4月29日水曜日

今更ながらHHKB Lite for Macを買った話

今日はキーボードの話です。

元々あまりパンタグラフ式が好きではなかったため、Macの純正キーボードにはどうにも違和感を覚えていました。

そこでいつかはなんか別のよいキーボードを買いたいな〜と漠然と思っていたのですが、このたび物欲がモワッとせり上がってきたので、高級キーボードの購入を検討しました。

絵を描くこともあって、ペンタブの作業領域を侵さないHHKBを真っ先に考えました。元々日本語配列のキーボードを使用しており、(まあ日本人なので)まあ普通にHHKBを使ったとしてもJPとかを買うことになるのかなあと思っていたのですが、ふと英語配列のページを見て、明らかに英語配列のほうがなんだかキーボード全体を見たときにシンプルで、使っていて気持ちがいいだろうなと思える配置だったので、私の中で、英語配列キーボードを使いたい!という気持ちがググッと表出してきたわけです。

シンプルに感じるポイントは2つほどあったように思います。
・方向キーがないこと
・「かな」「英数」キーがないこと

元々HHKBはFnキーを多用することを前提に作られているもので、例えばファンクションキーはありません。全てFnキーとの同時押しでその命令になります。
これですが、意外とWin時はファンクションキーを使うことが多いので結構不便だったりするのですが、(特にリネームやらExcelのセル編集とかでF2がシングルキーでできないのは相当なストレスになる)Macだと、割とそのあたりがCommandやControlに集中しているので、ファンクションキーがなくなった弊害はそれほどないように感じます。まだMacを使いこなせていないだけなのかもしれませんが。

話を戻しますが、方向キーがなくなったことで、これもFnキーとの同時押しになります。しかしこれが結構良いもののように感じます、普通、方向キーは全て小指で操作するものだと思うのですが、Fnキーとの共同になったことで、もっと力の強い指で押せます。

また、かな・英数キーがないことは、Karabinerというソフトで、二つのCommandキーに割り当てることができます。フリーソフトをかまさないといけないのが若干嫌ですが、よくよく考えてみると、単体で使うことのないCommandキーを遊ばせて、あえて同じような位置にIME用のキーを配置しておく意味もあまりないように思えてくるのです。Macの標準機能として対応してもらえないのだろうか…

あと、英語配列はリターンが若干左側によっており、あとDelキーが1段ホームポジションに近いです。これも割と重要なのではないかと思います。
私はミスタイプが結構多いので、日本語配列の小さなDelキーをかなり多用するのですが、まあ故にこのキーはもう少し大きく、かつ近くにあってもらえると助かるなあと思う次第です。

ただ、英語配列時にDelキーがある場所は、日本語配列時にもろエンターの場所にあるので、チャットとかで思い切り誤送信をしてしまって不便だなと感じました。このあたり英語←→日本語配列が切り替わった時(別のPCに移動したりだとか)、最も戸惑うポイントなのではないかと思います。


なお、HHKBは3万近い値段がするので、これを最低5年近くはずっと使い続ける想定で、納得のいくもの、そして最上位機種が欲しいと思っていました。
しかし、現在最上位機種のtype-sの刻印あり、英語配列が欠品しており、問い合わせたところ、再出荷には2ヶ月ほどみているとの回答がありました。

さすがに2ヶ月物欲を抑え続けるのは無理だと感じたので、とりあえずつなぎとしてLite for Macを買ったというのが顛末です。
Pro2を買っても良かったのですが、さすがにそれは後悔が残りそうだったので…


Lite for Macに変えただけでも、かなりタイピングの違和感はなくなったように思います。やはりそれなりに深いキータッチが自分には合っていると感じました。また、Liteはメンブレン方式ですが、それでもHHKBの品質の良さを感じさせてくれる打ち心地で、この文章も、大変快適に打っているところです。なんだかんだ廉価版とはいえ、5,000円以上するものなので、それなりに高級品であることを忘れてはいけませんね…

ただ、Liteならではの気に入らない点も早速出てきました。

まず、背面のUSBハブが妙に深いところです。愛用しているM570のレシーバーをつけたら抜けなくなりました。頑張ってなんとか抜きましたが、これはなんなんだろう。

また、方向キーを配置した関係で、CommandやOptキーの面積が犠牲になっています。
正直英語の文字列と日本語の文字列の入り混じった文章を書いていると、めちゃめちゃ小さく感じます。間違えて何度もスペースキーを叩いてしまいました。

それ以外はかなり満足です。あとケーブルが鬱陶しいなと感じましたが、まあこれはさすがにしょうがないだろうという感じです。


とりあえず1ヶ月くらい経った段階で、また在庫状況を確認しようと思っているところです。Liteは打ち心地はかなり良いですが、やはりキーの重さが少し気になり、長文を打っていると、リアフォなどと比べて疲れるなという感じがします。
今後の人生の楽しみが1つ増えたと思い、また明日からの励みにしていこうと思います。

2015年4月27日月曜日

ミズノグラスというバンド

お久しぶりです。

サイトを一新し、新しい名前で活動を始めてから、すでに一年の1/3を過ぎようとしていますね。季節の移り変わりが早くて驚きます。

1〜4月は、コンテストに出るべく、そのためのイラストを描くこと、あと本業に追われていました。身体がだいぶ衰弱しており、色々と体調に影響が出ていますが、GWでなんとか回復できたらと思っています。


なお、自分の退路をなくす意味も込めて告知をさせていただきます。
現在私は、ミズノグラスさんというバンドと、VOCALOIDの動画を上げるお話を進めさせていただいております。

↓こんな感じの曲を演奏されています。
https://soundcloud.com/mizunoglass

公開時期は未定ですが、よいものを作れるよう、頑張っていくつもりです。


4/19には、実際のLIVEにもお邪魔し、生での演奏を聴かせていただきました。大阪の小さなライブバーは、私にとってとても魅力的な空間でした。小さな小さな空間でひっそりとなにかをすることは私が好きなものの範囲に含まれます。
楽曲に関しては、「耳から入る文学」と銘打ったポストロック、とされているようです。私はシューゲイザーっぽいと思いました(特に足元いっぱいのエフェクターが)(素人)。
曲想はわかりやすいAメロBメロサビ〜というものではないので、あまり音楽に詳しくない私としては少し難しいかも?と感じました。ボーカルラインも男性としてはかなり高めでリズムも難しく、なかなかしっかりした発声ができていないとそもそも歌えなさそうなキーだなと感じました(余談ですが、Vo.のイバラキ氏は、普段はボイストレーナーをされているとのこと)。

その後一緒にお酒を飲む機会もいただき、自分が今まで全く触れることができなかった世界を色々と垣間見ることができました。また、これからどんどん何かを作って世に送り出していくんだ!という強い熱意を感じ、刺激を受けました。

今度、アルバムも作成されるとのことで、そのジャケットイラストのお話もいただいております。


今まで私のイラストは、私にとってのみ大きな意味を持つものでしたが、こうしてそれが少しずつ意味のあるものとして認知され、それによって人と人との繋がりができていくことは、私がずっと部屋に篭って時間を絵に浪費してきたことの意味がようやく発生してきたようで、幸せに思うところです。

まだまだ私は忙しい日々の中に埋もれていきそうですが、そのどこかにきらめきを見出して、何とか細々と生きていこうと思う次第です。


また何か、進捗がありましたらここでお伝えさせていただければと思っております。

それでは、よろしくお願いします。