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2014年2月3日月曜日

GE2漫画描くぞプロジェクト・3週目

今週は1ページしか進めていない。
なかなかキテるな、と思ってしまった。
次週はこのようなことがないよう、しっかりとやっていきたい。

当然、感じたことも少ない。

右のようなイラストの他に、楽描きをちょろちょろやっていたが、正直そんなことをしているヒマはなかったと思っている。
ちなみに、右のイラストの人間、性別は男である(ショタと美少女の描き分けができない)。

背景に対しての苦手意識はだいぶ払拭されたように思う。実は、イラストで背景を想像だけで描こうとしてみた。それなりに描けた。まあ、整合性がぐしゃぐしゃで、結局前消しすることになってしまったが。また、キャラクターも、より流れにそって描けるようになった。全体の作画時間は短縮されたが、細部を犠牲にしているため、これがイラストを描く上でいいことなのかはわからない。
しかし、確実に「絵を描くこと」を、自分の自然な行為として身体に染み込ませることに、成功しているようにも感じる。


・キャラの厚みが足りない
今回気づいたのはこの点のみ。
基本的に、私の線は細い。一本の線で主張するよりも、細い線を何本も積み重ねて描画していくタイプだと思う。が、それが、イラストでは塗りでカバーできたが、漫画では、キャラクターが嫌に希薄に見える結果を招いているように思う。これについては、やはりキャラの作画の色々なところにベタを入れ、キャラに「厚み」を持たせるのがいいのだと思うが、だがベタを使いすぎるとなんだか視認性が悪くなるような気がして、ここのところをどうするか、考えながら今後作画していきたい。


以上。だいぶ作業はマンネリ化してきて、苦しい時期に突入してきてると思う。一応ブログは書こうと思っていたが、正直書き始めのときに、今週の怠慢を後悔した。この気持ちを忘れず、来週は心を引き締め、確実にノルマの3ページをこなしたい。

2012年9月20日木曜日

ブルージーな朝

 今日はこれです。「ブルージーな朝」。

 稲葉さんの中では珍しい、女性を主人公に据えた曲なんですね。

 朝の陰鬱としか感じがじっとりと表現されている曲だと思います。
 自分から主体的に動く活力全てを失い、何となく、他人の不幸せを願い、また自分自身のそれを呪うような…。

 「来るはずのない電話」「あの人はどう思う」「電話が鳴り出した 神様に祈る」あたりから、恋人(過去の話?)との関係がうまくいっていないことが推測されます。
 多分このへんの解釈は人によって別れるんじゃないかな~と思いつつ、一応私の見解を書きますと、この主人公と恋人は最近うまく行っておらず、しかし主人公は恋人のことを今でも想っている、しかし関係の更なる崩壊を恐れて、自分からは電話できない、そして電話が来て欲しいとは思っているものの、それが自分たちの関係をプラスに持っていくものであると「神様に祈」っているような状態なのではないかと…。

 まあこのあたりの事情がどうであれ、稲葉さんが表現したかったのは、陰鬱に沈む女性の魅力といいますか、沈んだ表情の美しさなのではないかと。他の曲を聞いていて感じるのですが、稲葉さんは、どうも女性の陰の部分に惹かれることがあるような気がします。この歌は、そんな稲葉さんの持つ性癖のひとつに対してピンポイントでスポットを当てたものではないかと思います。

 そして私自身も、この歌に示されている、陰鬱に苛まれ、「びしょ濡れが気持ちいい」など、自傷的な衝動を孕みながら、なお「来るはずのない電話」=温もりを求める女性像の美しさ?官能美?に、何となく感覚で、魅力といいますか、惹かれるものを感じる次第です。

 このあたりの、じっとりとしたマイナスエネルギーに美的感覚を見出すのは、稲葉さんの歌詞の魅力の一つだと思っています。

2012年9月17日月曜日

恋心(KOI-GOKORO)

今日はこれです。「恋心(KOI-GOKORO)」。

 (KOI-GOKORO)ってなんやねんっていつも思うのですが、まあそれはいいでしょう。言わずと知れた超人気曲です。

 B'zの楽曲は、自己満足成分の高い曲と、明らかに売りに行っている曲の2種類に大別されると思います。とりわけ、シングルの表や、アルバムの代表曲などは、キャッチーなメロディや、パワーあふれる楽曲だったり、万人に受けやすく作られていると感じます。そしてそれを狙い通りに売ってしまうことも、B'zのお二人のポテンシャルの高さを表していると思います。

 しかし、そんなお二人でも、たまに大きなミスをしでかすことがあった…その一つが、この「恋心」を、2nd beatに入れてしまったことです。

 この曲は、シングル「ZERO」の裏にあたります。どういうわけか、本人たちも人気が出ると思っていなかった裏の曲が、凄まじい人気を誇り、あろうことか表の「ZERO」より人気が出てしまいました。しかしこのエピソードこそが、この曲が名曲たる所以の一つではないでしょうか。売るつもりではなかったのに売るつもりの曲より人気が出てしまったという…。

 また、この曲には振り付けがあります。どうやらコアなB'zファンの方々は当たり前のように踊れるようですが、私には踊れません(笑) そこまで難しいものでもないので、いつか動画を見て習得したいなと思っています。

 楽曲の感想に移ります。のっけから、少し抜いた、切なめに歌う稲葉さんの声に心を揺らされます。

 この曲のタイトルは「恋心」であり、はじめから、「先生」の報われない恋の話が綴られるわけですが、どうも、報われない恋だが何とか完遂させたいという切実な思いはどこか感じられない。これは曲の最後に分かることですが、この曲のテーマは確かに「恋心」を含んでいますが、総括のテーマは、必ずしもそれではないのです。そして、そのことが、この曲を単なるラブソングにとどまらない名曲とし、また、多大な人気を誇る理由になったと思っています。

 このことが初めてわかる部分がここです。「抱き合った仲間ともいつかは離れていくけれど…」

 あれ? これは報われない恋の辛さを歌った曲ではなかったのか…? そうではありません。

 この曲は、過去、とりわけ青春の日々を懐古する曲なのです。その一番のきっかけが、かつて抱いた「恋心」であって、報われない恋の辛さを吐き出したくて歌われた曲ではないのです。
 むしろ、「忘れない いつまでもあの恋 なくさない 胸をたたく痛みを」と、努めて忘れないようにしている点で、主人公は、この失恋をかなり肯定的なものとして考えています。

 この、「報われない恋」から「懐古」までの移行が絶妙です。失恋が後の人生の大切な思い出となることや、青春時代の感情の機微を懐かしむこと、それらの感情がないまぜになった何かは、言葉で言い表せないまでも、確かにみんなの共通認識として存在しているのです。その感情やニュアンスは、確かにこのようにして言葉で説明すれば、ああ、あるよね、と共感を得られるのかもしれませんが、それではあまりにも野暮です。そして、その固有名詞のない感情を、あえて説明的な表現を使わず、婉曲的に指し示しきってしまうところに、稲葉さんの手腕が見えるのだと思います。

 また、どうでもいいことなのですが、この過去のものとして語られた失恋の主体は、一体どんな人だったのでしょうか…。自分のことを「先生」と呼んでますが、これは、まさか自分の生徒への恋愛感情だったのか…? それとも、稲葉さんは大学時代に家庭教師をされていたようですので、家庭教師としての自分を「先生」と表現したのか…? このへんが何だか犯罪チックで大丈夫か?と思ってしまいますが、まあそこはスルーしましょう(いいのか?)。
 もしかしたら、そこに現実的な視点から切りこむのは野暮以外の何物でもないのかもしれません。実際、「先生」という表現は、他のいかなる知識も、彼女とつきあうことに関しては役に立たない…という状態を表す隠喩として、これ以上ない言葉選びだと思います。そして、「授業」や「シャンプーとリンス」といった言葉を併用されることで、この曲に、ある種のポップさをプラスし、「失恋」ではあるが、陰鬱とした雰囲気にならないようにする効果を発揮していると思います。

 この曲の素晴らしさについては、書いても書いても書ききれる気がしませんが、そろそろ私の語彙も尽きてきたので、このあたりにしようかと思います。

 「松本」という固有名詞を出してみたり、ミルクティーの後の「イェー」が何なのかとか、ネタにも困らないこの曲、これからも、いつまでも忘れずに生きていきたいものです。

2012年9月12日水曜日

愛のバクダン



 最初にテーマにする曲は随分と選びましたが、なんだかんだで聴き始めから今に至るまで、上下を繰り返しながらも安定してずっと、聞けば熱い思いになれる曲がこの曲だったので、最初はこの曲しかないと思いました。

 38thシングルで、アルバムではTHE CIRCLE収録曲とのことです。

 私は音楽的なことにはかなり疎いので、ギターがどう…とか曲調が…とか、専門的なことは全然よくわからないのですが、最初の軽快なギターの音から、重いベースの音が入って、曲調だけでぐっと引き込まれるキャッチーな曲だと思いました。
 B'zの曲には(誰の曲でもそうかもしれませんが)、最初に聞いておっと思う曲と、最初はそこまで感じないけれど、何回も聴き込んでいると段々ハマってくるタイプがあると思うのですが、これはどっちかというと前者だと思います。でも私の中では、同時に、何回も聴き込んでいてはまっていくタイプの曲でもあると思っています。
 実際、シングルの表になっていますし、B'zのお二人も、売れ線の曲として意識されているのではと思います。特に歌詞の意味を考えなくても、何となく聞いているだけで力が湧いてくる気がします。

 ただ、この歌詞なのですが、これが結構難しいです。
 そもそもタイトルが「愛のバクダン」ですが、この「愛のバクダン」が何を指しているか、非常に抽象的でわかりにくい。

 愛にも色々種類があると思います、よく歌謡曲では愛といえば男女間の愛が語られますが、私は、考えた結果、この曲の示す「愛」とは、大きな意味で男女間のそういうものが含まれるかもしれませんが、言うならば、ちょっとした気遣いや、親子、師弟、そういった「人と人」の間に生まれる「愛」全てを総体的に指した「愛」だと思いました。

 そもそも、歌詞の中で特に「愛のバクダン」と対比的に語られているのは「ジェラシー」だと思うのですが、この「ジェラシー」は「すべてを燃やし尽くし」たり、「僕を焦がし」たりしてるわけです。それを打ち消すのに、あえて愛の「バクダン」を使うのはなんぞやって話ですが、私はそこの絶妙な例えこそ、この「愛のバクダン」の持つパワー、スピード感が生まれた鍵なのではないかと思います。

 端的に言えば、この曲は、「もっと愛をくれー!!」と、街の真ん中で天に向かって叫んでいる、そんな曲なのではないかと思いました。私はこの曲を初めて聞いた時に、わけもわからずボロボロ涙を流しながら、何度も何度もリピートして聴いてしまいましたが、今思えば、自分の意に反して嫉妬に燃え上がっていくこの体に、同じくらい燃えるような愛を、いやもっとそれすら凌駕するような熱い熱い愛をくれ!!と虚空に向かって叫んでいるような、この前向きかも後ろ向きかもわからない、でもひたむきでとにかく熱い思いを感じ取っていたのだと思います。

 またちょっとしたことですが、私は何となく、「あいつのことばかり 気になってる」の「あいつ」を、気になってる女の子のことなのかなと思っていましたが、よく歌詞を見てみると、これは恋敵のことなんじゃないかとわかりました。

 上にも書きましたが、ここで示す「愛」とは、男女間のそれももちろん含まれる、総体的な「愛」のことです。「きみのVoice」の「きみ」は、もちろん想い人のことだと思いますが、「ふとしたSmile」をくれたのは、想い人でなくてもいいはずです。

 この曲は、「愛」という漠然とした概念を、漠然としたまま理解して、曲に昇華することに成功していると思います。全ての人の心が愛で満たされていたら、もしかしたら、この世はもっと平和なのかもしれない、「悲しみのからくり」を打破できるのかもしれない、というかむしろ自分自身がそれにとりこまれそうだ、だから愛をくれ、愛をくれ!と虚空に叫んでいる。
 「愛」という概念は、よく歌謡曲のネタにされる、極めて難解でつかみにくいものだと思いますが、もしかしたら、「嫉妬」「ジェラシー」と対比させることで、見事にその像を捉えることができるのではないか、そう感じさせてくれる曲だと思いました。

 そして、ジェラシーを、身を焦がすものとする捉え方はある意味一般的だと思いますが、そこにあえて「愛」という概念を「癒すもの」として捉えるのではなく、「バクダン」という、更に火力の強いもので例えたことにより、強い切迫感、身体の中からふくれあがってくるような熱望、スピード感を呼び覚まし、この曲を名曲とする大きなカギとなったのではないかと思っています。

 また、この曲については、稲葉さんの端々での言葉選びの正確さと歌い方によって、改めて歌詞について考察しないでも、何となく心で言いたいことを先行して感じ取れるような気がします。
 嫉妬に燃えながら愛を必死に求めるこの歌は、やはり歌声に切なさとパワーを兼ね備えた稲葉さんだからこそ、そのテーマも含めて100%歌いきれる曲なのだと思います。